廿日市市阿品にある『ふじ幼稚園ふじ保育園』給食インタビュー

廿日市市阿品にある、学校法人一心学園ふじ幼稚園ふじ保育園の理事長の新道典子先生、管理栄養士の高場知子先生にお話を伺いました。
園内に給食室があり、自園調理の給食を提供。
園児と先生分の約180食を事前に仕込むのではなく、当日の朝、材料を洗ったり切ったりするところから始め、すべて手作りしています。野菜は冷凍ではなく生のもの、お米は地元のお米屋さんから仕入れる減農薬のもの。玄米や押し麦が入ったごはんと納豆を基本に、お魚の日、お肉の日を決め、1週間でまんべんなく栄養が取れるようにしています。
ビーワイシーさんにお願いしている調味料が本当によくて、特に野菜 のブイヨンがとてもおいしいです
子どもたちに人気のメニューとは?
鶏の唐揚げはやはり人気ですね。お魚の鮮度がいいのもあって、焼き魚もよく食べてくれます。ぶり大根も好評でしたね。人参をグラッセにしたり動物型に型抜きしたり、子ども好みの味つけや工夫をしています。
クリスマス にはピラフが登場するなど、行事食も大切にしています。おやつもすべて手作りで、お好み焼きやゼリーなどの他、パンは発酵させるところからやっています。
「おいしかった~!」と言ってくれる子どもたちの声が励みになります。

(クリスマスカレーピラフ/フライドチキン/さつまいもサラダ/トマトスープ/フルーツポンチ)

給食例(玄米/魚の塩こうじ焼き/三色なます/みそ汁/納豆)
大切にしている食育。
使う野菜には根菜類も多いんです。園でしっかり煮物を食べてもらって、おうちの方には楽をしていただきたいなという思いもあります。
「家では食べないんですけど、お友だちと一緒だったら食べられるみたいです。」と喜んでいただいています。
子どもたちが育てた野菜を、給食室に持ってきてくれます。焼き芋にしたり、きゅうりをポテトサラダに混ぜたり、ピーマンをピザにのせたり。子どもたち自身がクッキングを楽しむことを大切にしています。
保育園としてやっていきたいこと。
いろいろな食材やメニューを口にしてほしいと思っています。食べたことのないものは子どもにとって負担です。新しいメニューを取り入れつつ、食べ慣れたメニューを続けることで、『今日は全部食べられた!』という体験ができるよう、工夫して献立を考えていきたいです。
また保護者向けの試食会を行っており、普段どんなものを子どもたちが食べているのか、当園の給食の良さを知っていただきたいなと思っています。
丁寧にご対応くださり、新道典子先生、高場知子先生、ありがとうございました‼
住所:廿日市市阿品4-24-24
電話:0829-36-1154
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