花粉症を乗り越える①

花粉症親子

温かい季節になると、あちこちにお花も咲いて心ウキウキなはずなんだけど、この季節が鬱陶しいという方もいらっしゃるのでは?お鼻ムズムズ、鼻水、咳、くしゃみ、目の痒みなどに悩まされる方が少なくないですね。

これは、アレルギー症状の現れ。花粉に加え、黄砂やPMなど、最近はアレルギー症状を引き起こすものが増えてます。

こんな時代だからこそ、自分の身を守る知恵と実践が必要になってきます。では、どんなことに気をつければ、少しでも花粉症の改善に繋がるのでしょうか?

目次

対症療法はその場しのぎ

花粉症などのケアで一番手っ取り早いのは、病院で、抗アレルギーの薬をもらって服用することですよね。

また、物理的にゴーグルなどで防ぐというのも当座の対応としては、必要だったりすると思います。

一時的な花粉症対策

ただこれも、「対症療法」と言って、不調な部分を抑えたり防御したりのその場しのぎの対策であり、「根本的な対策」ではありません。

「根本的な対策」は、体質を少しずつ変えていくことになります。

 長年かかって作り上げてる体質ですから、即効性を期待せずに実践して頂けたらと思います。

花粉症対策のために実践して頂きたい食習慣

①主食をお米にする(玄米や雑穀を混ぜるのもお勧め)

色々な方のお話を伺っていて気づいたこと。

それは、アレルギーを発症する方の多くが、パンを主食にしているということです。

毎日食べる主食(穀類)、戦前は米が当たり前でした。

そして、アメリカの余剰の小麦を輸入させるために取り入れられたのが、「学校給食のパン」や、国民にPRし続けた「米を食べるとバカになる」戦略です。

これにより、「米を食べるのは時代遅れ」「洋食はおしゃれ」という認識が拡がり、米の消費が落ちパン食が増加していったのではと推測します。

それに伴い、特に1990年代から、花粉症の患者数が急激に伸びています。

パン(小麦)食に関して言えば、一番気になっているのは、ポストハーベスト(収穫後農薬)です。

現在小麦の輸入元の主流はアメリカ、カナダ、オーストラリアですが、これらの国から出荷される際に長い船旅で虫が付かないようにするために、強力な防虫剤が直接小麦の入る袋に混ぜ込まれています。

なので、小麦を主体とする、パンや麺類を毎日摂り続ける生活の方は、この薬剤の影響もかなり受けていると推察されます。

主食はできるだけ米。そして、パンや麺類を摂りたい時は、出来る限り「国産」や「オーガニック」のものを選んで頂きたいです。

もちろんお米を選ぶ際にも農薬の影響の少ないもの、オーガニックのものを選んで頂きたいです。

②血液を綺麗にするものを意識して摂り入れる。

 血液は、私たちが日頃食べているものに大きく影響を受けます。食べるものを選ぶことで、血液の状態が良くも悪くもなります。もちろん、アレルギーにも関わってきます。

血液を綺麗にするものをいくつか挙げると

  • 青野菜(葉もの)
  • 梅干し
  • 味噌
  • ハーブ
  • 海藻類

などが挙げられます。

ほうれん草のおひたし

毎日の食事を手作りする方、今は少ないのかもしれませんが、たとえお惣菜を買ってきたとしても、カップ麺を食べるにしても、「ほうれん草をゆがいてお浸しにする」、「小松菜を炒めて塩胡椒で味付け」

こんな簡単なものを組み合わせるだけでも、血液バランスが変わります。

梅干し

お惣菜は買ってきたものだけど、「味噌汁だけは、手作り」とか、「お弁当のおにぎりに梅干しを入れる」

なども効果的。

アレもこれもとなると精神的に参りますが、出来ることを少しでも取り入れてみて頂けたら徐々に変わってくるのを実感出来ると思います。

②③の、梅干しや味噌はとても力になってくれますが、選ぶポイントは「本物であること」。
添加物が含まれている味噌や梅干しだと、効果が得られませんので、この点も意識して頂けたらと思います。

また、④のハーブの取り入れ方ですが、毎日のお茶として習慣的に摂り入れると、「わざわざ」ではないので、とても良いです。

実は、私たちは、「植物によって活かされ」ているのです。

植物である「ハーブ」の力を試してみてくださいね。

これも、即効性を当てにせずじっくり取り組んで頂けたら嬉しいです。お勧めのハーブティはこちら

今回は、花粉症の対策のその1をお伝えしました。
次回は、また少し違った側面からお話しさせて頂きますね。
お楽しみに!

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