子どもがアレルギーで困っています。どうしたらよい?

アレルギーの子ども

アトピーや喘息などのアレルギーのあるお子様はまずは本人が一番辛いですよね。

実は私も息子が0歳の時に、息子の咳が止まらなくなり夜中に一睡もできなかったことがあります。小児科に連れていったところ「喘息」診断されました。その後、中耳炎にもなり、何度も何度も耳鼻咽喉科に通い、とんでもなく大変だったことを昨日のように思い出します。

アレルギーの体質は、ママやパパから受け継がれることも多いですね。メンタル面も大きく影響してくるので一概には言えませんが、基本的には食の見直しが必要になると思います。

目次

アレルギーを改善するために見直したい3つの食品

アレルギーでお困りの場合は、まず次の食品を見直していただきたいです。

  • 小麦粉の摂取
  • 質の悪い油の摂取
  • 砂糖の摂取

小麦粉の摂取について

小麦粉は以前ポストハーベスト(収穫後農薬)のお話を載せたことがあった思います。日本に輸入される小麦はほとんどアメリカ・オーストラリアからのもので、それらはポストハーベストと言われる収穫後の農薬が混ぜ込まれています。

これは主には長期にわたって船積みで輸入する過程で、防カビ・防虫の目的で行われるのですが虫がつくと一瞬に死んでしまうほどの殺虫能力をもっているため、基本的にアレルギーの原因はグルテンといわれる小麦の中の粘り成分が影響すると言われています。

事実その通りだと思いますが、その一方で私は、もしかしたら輸入小麦に使われているポストハーベストもかなりの割合で影響しているのではないかと推察しています。

ですから、まずは日常的にパンやお菓子などから、できるだけ、小麦を使っていないものを選ぶことをおすすめしています。

たとえば

「クッキー」を「おせんべい」に、「ドーナツ」を「干し芋」に、「パン」を「おにぎり」に。

一定期間(1~2週間)小麦製品を日常から抜いてみて、身体の変化を見てみられるのもとてもよいと思います。

可能であれば、一定期間(1~2週間)小麦製品を日常から抜いて、身体の変化を見てみられるのも良いと思います。

質の悪い油の摂取について

現在日本で販売されている安価な油の多くは、昔ながらの石臼挽き製法のものではなく、有機溶剤を使って化学的に抽出されています。

たとえば、なたね油を例にとると、なたね油は、本来日本ではなたねを石臼で挽いてそこからごく微量の油を絞り、それを貴重品として大切に使ってきた歴史があります。

それが、食の近代化とともに、化学薬品を使って、絞ったあとのなたねにも油が残っているからと縛りカスから化学薬品を使ってさらに油を抽出するようになり、それらが安く市場で販売されるようになりました。これらを日常的に摂取すると抽出時に使った化学薬品が身体に影響するのではないかと思われます。

油は、身体になくてはならないものですが、質の悪い油を摂取することで、機械に例えると、身体の中にいわゆるサビを起こさせるようなもので、身体の機能が正常に働きにくくなると思われます。

これがアレルギーを悪化させる原因ともなりますので、油は昔ながらの石臼挽きの製法の良質なものを使って頂きたいですね。

砂糖の摂取について

甘いものは日常的にほしくなるものではありますが、特に白い砂糖は、「もっとほしい」「もっとほしい」と中毒症状をおこしやすいです。それと同時に、本来は弱アルカリ性である血液を酸性に傾かせてしまうので、血液のバランスが悪くなってしまいます。いわゆる汚れた血液になります。

血液の状態が悪くなると、本来の身体の中に入ってきたウイルスや悪い菌を殺すという白血球のはたらきが弱くなってしまい、免疫力が落ちてしまいます。それと同時にアレルギーを悪化させることに繋がります。

お子様のおやつにはできるだけ自然本来の甘みのあるおやつを食べさせて頂きたいですね。

また、調理時に白砂糖を使われている方は、可能な限りみりんで甘みをつけるなどで試してみて頂きたいです。ただ、スクラロースやアセスルファムカリウムなどの人工甘味料はお勧めしません。

購入される際に、ぜひお菓子も原材料表示をよく確認してみてくださいね。

おわりに

ちなみに前述した「喘息」と診断された息子ですが、現在24歳になりアレルギーもなく健やかな状態で仕事にまい進しています。そうなった理由を振り返ると、子育て中に食改善に努めていたことが思い返されます。

授乳中は白い砂糖を避け、玄米に小豆とひとつまみの塩を加えて美味しく炊いたご飯、具だくさんのお味噌汁、おやつは焼き芋や手作りのものなどなど、色々工夫しながら子育てをしていました。

喘息だけではなく中耳炎による病院通いも度々でしたが、工夫に工夫を重ね、小学校に上がるころにはすっかり健康体になったことで、食を見直すことの大切さをかみしめたことでした。毎日の食生活を一度見直すことで、お子様のアレルギーの改善に繋がることを願っております。

オーガニックの台所で扱っている食材をご紹介します。

有機の味噌醤油塩

大田記念病院が考えただしパック

是非お試しください

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