お子様がグレーゾーンじゃないかと心配の方に。食べ物に注目‼

食事をする子ども

落ち着きがない、お話が聞けない、お友達とのコミュニケーションがうまくいかない、などからお子様がグレーゾーンでは?と気になっているママのあなた、もしかしたら、食事で改善できるかもしれないとしたらいかがでしょうか?

今回は、食事でできるグレーゾーン対策をお話していきたいと思います。

目次

グレーゾーンとは?

グレーゾーンとは、ここでは発達障害のグレーゾーンを指します。発達障害の特性が見られるものの、正確な診断基準を満たしていない状態を指します。

具体的には次のような状態です。

  • 言語や社会的なスキルの遅れ
    同年齢の他の人よりも言語や社会的なスキルに遅れがみられたり、コミュニケーションや人間関係において困難を感じることが多いなど。
  • 学習の遅れ
    学業や職場での成績が低い、理解力が不足しているなど。
  • 注意力や記憶力の遅れ
    注意散漫や記憶の問題。物事を集中して行うことが難しい場合や、情報を覚えるのに苦労するなど。
  • 物理的な発達の遅れ
    体の発育や運動能力に遅れ。運動が苦手であったり、運動の協調性が低いなど。

ミネラル摂取の大切さ

日本は【新型栄養失調の時代】と言われています。『新型栄養失調』という言葉を耳にされたことがありますか?『新型栄養失調』とは、摂取カロリーは満たしているのに、タンパク質やビタミン・ミネラルといった特定の栄養素が不足している状態を言います。

この不足している栄養素の中で、ここではミネラル】に注目したいと思います。

なぜなら、ミネラルの不足が原因で、病気とまではいかないけれど、精神的に不安定な症状を引き起こしてしまうと言われているからです。
たとえば大人の場合は、プチうつ・プチ不調・切れやすくなるなどの肉体やメンタルの不調です。お子様の場合は、落ち着きがない、集中できない、座って先生のお話が聞けないなどグレーゾーンのお子さまによく見られる症状です。

なぜミネラルが食品の中に少なくなっているか、ミネラル不足の原因をみていきましょう。

5大栄養素のひとつミネラル

野菜を育てる土で野菜のミネラル分が変わる⁉

土作りを化学肥料に頼っていると、窒素・リン・カリウムは豊富になりますが、それ以外の微量ミネラルが土壌に不足してきます。このように土作りを化学肥料に頼って育てられた野菜には、微量ミネラルがほとんど含まれない野菜になります。

一方、有機栽培(オーガニック)の野菜は、腐葉土や堆肥を発酵させたりして土づくりをします。土の中にはミミズがいて、土をふかふかの微量ミネラルたっぷりの土にしてくれます。そんな土の中では微生物なども大活躍。土が本当に豊かになっていきます。結果的に、有機栽培(オーガニック)の野菜は、ミネラルを十分に含んだ野菜になります。

ミネラルを排出する食品添加物

日本では、食品添加物が多く使われています。食品添加物の中でも加工品によく使われる「リン酸塩」という添加物があります。このリン酸塩は体外にミネラル分を排出する作用があります。

リン酸塩を過剰に摂取すると、カルシウムや鉄の吸収を阻害します。

  • カルシウムの吸収量が下がると、骨がもろくなるおそれがあります。
  • 鉄の吸収が下がると、貧血を引き起こすこともあります。

ミネラル摂取どこから見直したらよい?

でも、不足しているミネラルをどこから補ったらよいのですか?

それはそんなに難しいことではないのです。毎日の食事を少しだけ見直すことから始めませんか?

ミネラルの摂取を見直すとしたら、毎日の食事を少しだけ見直すことが近道です。特にお料理に使う【塩、醤油、油、だし、米】など毎日のように身体に摂り入れるものを最優先で見直してみてくださいね。※ミネラルの摂取するために、サプリメントにすぐに飛びつくのはお勧めしません。

日々の食事で頻繁に摂取する食材にミネラルが含まれているかいないかによって、お子様の症状は大きく変わってくるはずです。今回は、その中でも特に塩と米についてお話していきたいと思います。

塩の見直し

お料理や食卓で使うお塩はどのようなものを使われていますか?
精製塩(食塩)でしょうか?自然(天然)塩でしょうか?

是非、自然塩を摂り入れてみてください。

自然塩には、塩化ナトリウム以外に、マグネシウム、カリウム、カルシウムといった微量なミネラルがたっぷり含まれています。一方、精製塩はほぼミネラルを含まず、塩化ナトリウム純度99%以上です。

自然塩に含まれるマグネシウムは体内で重要な役割を果たすミネラルの一つです。マグネシウムは、約300種類の酵素を活性化させ、神経の情報伝達、筋肉の収縮(足がつるといった症状との関係)、糖のエネルギー代謝にも関与しています。

自然塩にも、岩塩や海塩などいくつかあるけど、どれが良いのでしょうか?

お勧めの自然塩は海の水を煮詰めて作る日本古来の製法のものです。

自然塩は、精製塩より価格的には高いですが、毎日のお料理に自然塩を使うだけで(サプリメントを購入せずに)、重要なミネラルが摂れると考えると、果たして高いのでしょうか。

自然塩を【生命を養うもの】という位置づけで、ぜひ試して頂きたいです。

他にも自然塩には、魅力がいっぱいあります。自然塩は単にしょっぱいだけではなく、本来の旨味が含まれているため、作ったお料理が優しい味にしてくれます。また、食材の本来の美味しさを引き出してくれます。

お米の見直し

毎日の食事に欠かせないお米です。白米で召し上がる方も多いと思います。白いふわっとしたご飯は美味しいです。胃に負担が少ないので、お子さまやお年寄りにはおすすめの白米です。

お米の種類をミネラルという栄養面で見直してみると、米ぬかや胚芽を残したままの玄米の方が、ミネラルが多く含まれています。最近は、炊飯器や土鍋でのご飯調理も簡単になってきました。白いご飯とはいきませんが、失敗せずに玄米を美味しく食べられる調理器具が多くあります。

玄米はすこし苦手という方には胚芽米という、白米と玄米のいいとこどりをした状態のものもあります。
幼稚園の給食などにも、胚芽米を使用し毎日園児たちが美味しく食べているという話も聞きます。

是非、毎日のお米を見直してみてはいかがでしょうか?

食品添加物の見直し

食品添加物の【リン酸塩】が特に多い食べ物には、下記のようなものがあります。

  • ハム、ソーセージ
  • 練り製品
  • 清涼飲料水
  • スナック菓子
  • インスタント食品 

知識があるだけで選ぶ時に気を付けるようになります。ご参考にしてみてくださいね。

ミネラルがとれる食材ご紹介

お子さまがいる親御さんは、いつも何かしらお悩み・気がかりなことがありますよね。落ち着きがない、お話が聞けない、お友達とのコミュニケーションがうまくいかない、などもその一つです。

大人も同じように、急に変わることは難しいです。少しずつできることから取り入れられると良いと思います。

オーガニックの台所で扱っている、ミネラルを摂取出来る食べ物をご紹介します。

有機の味噌醤油塩

大田記念病院が考えただしパック

是非お試しください

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